大阪のG

勝手気ままなジジ日記

五月二十八日 食品の怖い話

f:id:G_in_OSAKA:20210526170510j:plain

これも一昨年のバラ園で。

ホンマによく行ってたんです、バラ園。

コロナの三密防止の為、ここ2年は全部花がつくと

摘花されてしまって…残念です。

 

今回はちょいと気持ちの良くない話。

読んでて気分悪い人はご勘弁を。

(でも知ってる方がいいよね)

 

ある方の記事でもありましたが、

この時期は生物(なまもの)、怖くないですか?

 

この時期に限らずですが、

今回は食品につく寄生虫の話です。

(製菓衛生師の試験では必ず出ます!)

(受ける方はちゃんと押さえよう!)

でも気持ち悪いから、

「そう言うの苦手」って人はここまでで。

 

寄生虫と聞くと、皆さん何を思い浮かべます?

 

色々ありますが、有名なのはギョウ虫

とかじゃないですか?

我々の小学校時代にはギョウ虫検査ってのが

ありました。

今は衛生状態が良くなり、なくなったのかな?

 

食品で寄生虫がいる場所は

1)生野菜 2)食肉 3)魚介類ですね。

 

1)生野菜には

回虫、鉤虫(十二指腸虫)、ギョウ虫

 

2)食肉には

無鉤条虫(牛)、

有鉤条虫、旋毛虫、トキソプラズマ(豚)

などが

 

3)魚介類には

アニサキス(アジ、イカ、サバ、ニシン等)

広節裂頭条虫(サケ、マス)

肺吸虫(モクズガニ、サワガニ)

肝吸虫(フナ、コイ、モロコ等)

有棘顎口虫(ドジョウ、ライギョ等)

横川吸虫(アユ、シラウオ等)

などが

 

潜んでいる事があります。

(ひえ〜怖くて食べられへん!)

 

それらの寄生虫から身を守るには…

 

1)加熱処理

中心温度が75度で1分以上の加熱。

外をいくら焼いても中心温度が

上がらなければアウトです。

 

2)凍結処理

ー20度以下で24時間。

 

3)洗浄処理

生食材を触ったら、その都度

必ず手や器具をすぐに洗う。

流水だけでなく出来れば洗剤を

使用して。

 

これらを必ず守る事で

寄生虫被害を防ぐ事が可能です。

 

食中毒は寄生虫だけではありませんが、

鮮度の確認と合わせて

出来る事はしっかりとやる。

 

それだけで健康被害をある程度は

防ぐ事が出来る筈です。

 

皆さんが健康でこの梅雨の時期を

越えられますように…。