大阪のG

勝手気ままなジジ日記

8月18日 抗体カクテル療法って?

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根道神社(岐阜)Facebookより。

 

「カシリビマブ」「イムデビマブ」ご存知ですか?

これって抗体カクテルの薬剤の事なんですよね。

 

製造方法の違う二つの抗体を混ぜ合わせて点滴。

 

それぞれの抗体はウィルスのスパイクに取り付いて

細胞内への侵食を防ぐと言われています。

 

細胞内への侵食によって増殖するウィルス。

その侵食が防げるという事は増殖しない、または

増殖しにくいという事になる訳ですね。

 

当然ながら、増殖してしまったものには効果がなく

増殖が始まる出来るだけ早い時期にこのカクテルを

点滴する事で中等度や重症を防ぐことが可能になります。

 

軽度の間に増殖が防げれば入院、加療の期間も短縮し

医療関係者の負担も病床使用率もかなり軽減される事が

期待できるということに。

 

実際、大阪では抗体カクテルを使用した患者が

発熱が治まったり、重症化が防げたりという効果が

出ているという報道がありました。

 

これまでの医薬は他の病気に使用、投与されていたものを

転用していたのに対して

抗体カクテルはこのウィルス専用に開発されたものとのこと。

 

 

それなら何も言う事はあるまい…とか思います?

 

ちょっと気になる個所があったんですね。

と言うのは、この抗体を作り出す過程なんですが

「遺伝子操作によって抗体を作り…」とあったんです。

 

食品などについても遺伝子組み換えが行われる昨今ですが、

それらもとても厳しく管理されている筈ですし、

「遺伝子組み換えでない」というブランドイメージは

やはり強いと言わざるをえないですよね。

 

どちらも同じ、体内に影響を与えるもの。

 

遺伝子操作による抗体を安直に受け入れていいものかどうか…。

それによるしっぺ返しがないのかどうか。

不安が全くないとは言えない気がします。

 

だからと言って他の薬剤を無闇に転用したりするのは

かなりの危険度があると思われます。

(これは以前述べました)

 

ワクチン接種に反対する方も一定数いらっしゃり、

それを否定するつもりも肯定するつもりもありません。

いずれにしてもご自身の選択ですからね。

その結果はご自身で負う覚悟さえあれば、どうぞご自由にと

申し上げたいです。

 

抗体カクテル療法についても同様。

当然ながらこれから賛否両論が起こることでしょうが、

これを受け入れるのも拒否するのも各自の自由。

遺伝子操作をどう捉えるかも個人の自由。

 

さて、あなたはお受けになりますか?

抗体カクテル療法。