大阪のG

勝手気ままなジジ日記

7月13日 心と体のしくみ(4)

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前回までで

脳梗塞、脳幹(中脳、橋、延髄)梗塞の

それぞれの症状についてザックリ書かせて

いただきました。

 

ただし、予め申し上げたいのは

その症状の重症度は

 

障害された部分

年齢

持病

 

などによって発症も違い、回復度も違います。

 

 

 

通常、それぞれの脳梗塞が起こった場合。

予後には

運動麻痺、感覚麻痺、嚥下障害、

排尿障害、視覚障害などが残ります。

 

手足の麻痺やもつれ、

バランス感覚の障害、

各感覚器官の麻痺、

飲み込むことが難しい、

むせやすい、

排尿器官が失調する(失禁)、

眼振やそれによる吐き気などなど…

 

また重症になると、予後に

高次脳機能障害精神障害

脳血管性認知症認知症に伴う鬱症状

などが現れる事があります。

 

先ほども申し上げたように、それらの症状が

どのように出るか、出ないかは

障害部位、年齢、持病などによって違います。

 

 

 

予後、回復を図るためにリハビリを行います。

 

通常の場合、リハビリは

目的動作の反復訓練、

患部の安定確保、

体幹レーニング、

治療的電気刺激

などがあります。

 

 

いずれにしても反復して体に覚えさせる事が

中心で、繰り返し繰り返し行われます。

 

ほんの少しずつの進歩のため、

進歩がないように見えるかもしれません。

 

ですが、繰り返し行う事で脳内に新しい経路が

生まれてくる可能性があります。

 

刺激を受ける事を続けていく、それが大切。

 

毎日の積み重ねは必ず効果をもたらします。

 

諦めず、無理強いせず、おおらかな心で、

リハビリをずっと続けていく事が大切です。

 

 

 

この記事が誰かのお役に立ちますように。