大阪のG

勝手気ままなジジ日記

7月5日 心と体のしくみ(1)

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岡寺(奈良)。

 

大層なタイトルをつけてしまいました。

えらいこっちゃ。

中途半端な事を書いてたらアカンな。

非才な自分なりに頑張って書いてみます。

 

色んな方が色んな原因によって心や体に障害を

負う事があります。

 

少しでも皆さんに知っていただけて、

「特別なこと」ではない「誰でも起こること」

であるとご理解いただけたら…と思います。

 

障害を負った方も我々の仲間ですからね。

 

 

今回は

脳梗塞について私の知る範囲の事を書かせて

いただこうと思います。

 

脳には色んな部位があります。

大脳、中脳、小脳、延髄、海馬などなど…

ある部位に起こった血流の不足によって

脳の部位に血液、酸素が供給されなくなり、

その結果脳細胞が死んでしまうことがあります。

 

死んでしまった脳細胞は回復する事がありません。

ですが、その部分を回避して

新たな神経ネットワークを作ったり、

他の部位がその代わりの作用を担ったりして

ある程度まで機能回復する事は可能です。

 

適切な治療、投薬、リハビリテーション

劇的に機能回復することがあるのが人間。

 

私もその一人ですね。(ええかっこ言うと)

今でも左脳には影が映ります。

脳内出血のあとですね。

 (そんな私だからこそ書きたいことの一つです。)

 

 

 

脳梗塞も部位によって色んな症状が出ます。

 

今回は小脳梗塞について。

 

小脳は大脳の下部、首のあたりにあり

その前には脳幹があります。

 

(脳幹とは中脳、橋(きょう)、延髄を

合わせた呼び名。また次の機会にでも)

 

通常、小脳は

体のバランスや手足・眼球・口などの

スムーズな連動を司っています

 

転びそうになった時に体位を補正する。

左右に偏った時には修正する。

手足の個々の動きを連動させてまとまった

一連の動作にする。

話す時の舌、口腔などの動きを連動させる

などなどは小脳がコントロールしているんですね。

 

これらが阻害されると…

 

立ち座りにバランスが取れない

 

歩くとふらついたり、転びやすい

 

手足のそれぞれの機能に問題はないが連動して

うまく動かすことが出来ない

 

眼球運動を制御出来ず、めまいを起こす

その結果、吐き気や嘔吐を生じる

 

頭の中で会話の構文は出来ているのに、

呂律が回らずうまく伝えられない

 

などなどが起こります。

 

 

脳梗塞が起こる原因は大きく分けて4つ。

ラクナ梗塞、アテローム血栓脳梗塞

心原性脳梗塞、椎骨動脈解離があります。

 

次回はそこからスタートします。