大阪のG

勝手気ままなジジ日記

六月十日 アデュカヌマブ?!

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 雨上がりの和歌山緑花センターで、昨年。

 

 

ニュースを見ておりましたら、ビックリ。


皆さんはご覧になりましたか?

「アデュカヌマブ」の事。


エーザイとバイオジェンが開発したようですが、

アルツハイマー認知症の新薬ですね。


これまでの認知症薬は進行を緩やかにする効果が

ありました。


んが、今回は

脳内の認知機能を阻害するタンパク質

アミロイドβプラーク)を抗体により攻撃、

排除して認知機能の低下を止める薬なんだとか。

(少なくとも、うたい文句ではそうなっています)


であれば、

少しでも認知機能が低下した段階でこれを使えば、

それ以上の認知機能低下は起こらない

と言うことなのでしょうか?


もしこの薬が本当に効果的で副反応が

大きくなければ、これって凄いことですよね。


早期発見をすれば、ほぼ認知症は発症しない。


認知症が発症してもそれ以上進行させない。

若年性の場合であれば自己修復機能によって

認知力がある程度回復するかもしれない。


ひょっとしたら血液検査やMRIなどによって

病識が認識される前に投薬を始めれば、

全くアルツハイマー認知症が発症しない

かもしれない。

 

 


現在、アメリカでは限定承認されて、その効果が

治験によって試されている筈。

(その結果によっては承認が取り消される

かもしれないと書かれていましたが…)


今のデータからだと

脳内に小さな出血があり(?)めまい、頭痛、

転倒の可能性があるような事を書いています。

(ちゃんと読めてなかったらすみません)

それってどうなんやろ?

重篤な副反応とちゃうんかな?


今後のアメリカでの結果を見ていく必要が

あると思いますが、これが本当に期待されている

効果があり、副反応がごく微小なものであると

証明されたとしたら…。


アルツハイマー認知症の救世主になるかもしれませんね。


今後も注意して観察していかなければ!

 

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それで思い出したのがこの映画です。

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 皆さんはご覧になりましたか?


主人公は製薬会社の若い科学者。

認知症を完全に回復させる新薬を発明します。


実験で猿たちは驚くほどの知能が得られ、

色んな作業をする事も可能になります。


主人公の父は重度の認知症

父にその薬を使ってみた結果、

発症前の父が戻ってきたのでした。


喜ぶ主人公ですが、新薬に対する抗体反応のせいで

父の認知症は元どおりに…。


主人公はさらに強い薬を作りましたが、

それは猿には効果的で言葉を話す事も

出来るようになる反面、人間には猛毒であり、

空気感染によって人はバタバタと死んでいきました。


人の時代が終わり、猿の時代が始まる…。


シチュエーション、似てないですか?


まぁ、私は猿に近いから大丈夫やけど。

よかった…猿なみで。(笑)