五月十日 ケアプラン

介護保険が始まって以来の改正ですね。

確か。

介護報酬について改正があった事、

ケアプランの標準様式に変更があった事。

皆さんはご存知でしたか？

今回の改正で

ざっくり言うと、施設から出て

居宅で過ごそうよって大推進。

その為に、リハビリにかなり重点が

置かれ、健康寿命を伸ばそう！って

号令をかけているようです。

現在、介護を要する方々の大きな原因は

脳血管障害を初めとする循環器系疾患、

認知症、それに高齢による衰弱が

三大原因と言われています。

発症によって機能低下があるのは

やむを得ないとしても

介護予防（つまり要介護になる前）の

段階で、出来るだけ留め置いて

要介護にならないようにしよう。

当然、ケアプランも自分で出来る事は

どんどん自分でやってもらおう！

というケアプラン作成になり、

（セルフケアですね）

家族やヘルパーの手助けで出来る事は

出来るだけやってもらおう！

という方向に向かうようです。

（つまり居宅で）

国や都道府県が主導していた介護保険。

市町村に降りてきたのがかなり増えて

おりますなぁ。

ケアプランも家族や本人が確認し、

分かりやすいように書くという指示も

出ています。

これからは大きな施設で介護を受ける事が

少なくなり、居宅介護を主流にしていく。

出来るだけ早期にリハビリとか健康指導を

して元気に自宅で長生きしてもらおう。

という風潮のようですね。

介護職の離職者も増えており、

「離職を防ぐ、復職してもらう」

為の報酬アップも、

認知症対応をしっかりしてもらう為の

研修受講の義務化も、

盛り込まれた改正のようですが…

ご自宅で元気で長生きさせるぞ！

地域で暮らしてもらうぞ！

という国の意気込み。

それがいいのか、悪いのかは別。

どこか遠くへ行って欲しい…

知らない街で幸せに暮らして欲しい…

って人も、あるかもしれんのになぁ。（笑）